横浜市内の住宅に空き巣に入り、手提げバッグなど約100点を盗んだとして、神奈川県警捜査3課は9日、住居侵入と窃盗の疑いで、同市磯子区東町、無職、長谷川純平被告(25)=別の窃盗などの罪で起訴=を追送検した。容疑を認めている。同課によると、長谷川容疑者は空き巣やひったくりなど90件近くに関与したとみられ、被害総額は約1580万円に上るという。
追送検容疑は令和元年11月18日、同市金沢区の男性会社役員宅に侵入し、手提げバッグや貴金属、腕時計など約100点(計約200万円相当)を盗んだとしている。
長谷川容疑者は同月28日に別の空き巣事件に関与した疑いで逮捕され、これまでに自動車盗やひったくりなどの容疑で3回に渡って追送検されていた。同課は生活費や遊興費のため、同年夏ごろから窃盗などを繰り返していたとみている。