神戸西署のコロナ感染7人に、3人は幹部懇親会に出席





兵庫県警本部(神戸市中央区)

 兵庫県警は10日、幹部2人が新型コロナウイルスに感染した神戸西署で、新たに5人の感染を確認したと発表した。いずれも軽症とみられる。同署の感染者はこれで7人となった。

 また、同署の署長以下の幹部7人が3月27日、神戸市内の居酒屋で懇親会を開催していたことも新たに判明。感染者7人のうち3人が出席していた。

 県警本部は署員2人目の感染を発表した4月9日、署に対して懇親会の実施に関する問い合わせをしたが、同署幹部は「個々の飲み会は把握していない」と回答していた。県警は署側との意思疎通に問題があり事実関係の確認が遅れたとしている。

 10日に感染が確認されたのは会計課の50代女性課長と刑事2課の30代男性警部補、交通2課の30代男性巡査部長ら。いずれも50代男性警視の感染が署内で初めて確認された7日以降に発熱症状などを訴え、10日までに感染が判明した。

 同署では署員約120人が自宅待機中で、約40人が応援に入っている。

 現在、県警では警察署などに勤務する職員4人がPCR検査の結果待ちで、うち1人は自宅待機中の神戸西署員の妻という。



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