住友商事は10日、本社(東京都千代田区大手町)に勤務する40代の男性社員が、新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。現在療養している。
同社は3月1日から、ウイルス感染防止のため、在宅勤務を原則としており、出社は最小限にしている。感染した社員は3月16日に出社したことが確認されている。このため、濃厚接触の可能性がある社員への自宅待機を再度指示しているというが、現時点では、接触があった社員に健康異常はないとしている。
総合商社では伊藤忠商事も10日、東京本社(東京都港区北青山)に勤務する50代の男性社員が、感染したと発表している。