日本、徒歩移動が半減 米アップルがデータ公開





神戸メリケンパークも観光客の姿は少なく、人の少ない時間に散歩などを楽しむ姿がみられた=4日午前、神戸市中央区(南雲都撮影)

 米アップルは14日、人々の移動状況を示すデータの公開をインターネット上で始めたと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた保健当局の取り組みを支援する。今月12日(米太平洋時間)時点で、1月中旬と比べ、日本は徒歩の移動量が53%減少。自動車は32%減、公共交通機関は42%減だった。

 地図アプリの使用データを集計し、基準日と比べた1日当たりの移動の増減を示している。63の国・地域のほか、主要都市の移動傾向が分かる。データの匿名性は守られているという。

 日本は2月まで週末の移動量が多かったが、3月初めごろからやや減った。全小中高校の臨時休校が影響した可能性がある。3月下旬にかけて移動量が1月並みに戻っていたものの、安倍晋三首相が緊急事態を宣言した今月7日前後から減少傾向が強まった。

 米国は徒歩が66%減、車が63%減、交通機関が81%減。イタリアは徒歩が89%減、車が87%減、交通機関が91%減だった。(ニューヨーク 共同)



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