布マスクを郵便局に搬入 17日から都内で配達開始 政府が異例の全国提供へ


 日本郵便は16日、新型コロナウイルスの感染防止対策として政府が全世帯への配布を目指す布マスクを東京都内の郵便局に搬入した。17日から世田谷区などで配達を開始する方針だ。全国にあまねくマスクを提供する異例の事業が始まる。政府は都市部など感染者の多い地域を優先し、東京を手始めに順次広げて5月中に配布を終えたい考えだ。

 16日午前に東京都世田谷区の「世田谷郵便局」に布マスクが到着。配布に当たり、日本郵便は人が住む全ての家に届けるサービスの仕組みを活用する。受取人と対面せず、ポストに直接投函する。

 ただ、布マスクの配布にかかる経費は全体で466億円に上り、費用に見合う効果が得られるかどうかには疑問の声も出ている。



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