群馬 コロナ病床目標下回り逼迫懸念増 

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 群馬県は、新型コロナウイルス感染者が入院する病床数が、当初目標を43床下回る143床にとどまることを明らかにした。少なくとも約7割の病床が埋まる見込みで、逼迫(ひっぱく)懸念が増している。県は近く、軽症者らを療養施設に移すなどの対応を急ぐ。

 県では入院先として、感染症指定医療機関の感染症病床(52床)のほかに一般病床も感染者向けに転用して確保。山本一太知事は「20日までに186床の運用開始を目指す」と表明し、上積みにも意欲を示した。

 ところが、集団感染が起きた有料老人ホーム「藤和の苑」(伊勢崎市)の入居者を受け入れた「利根中央病院」(沼田市)で、担当看護師が相次ぎ感染。感染者用の病床12床が稼働停止を余儀なくされた。

 他の病院で確保予定だった31床は、感染者と一般患者の動線を分けるゾーニングなどの工事が想定よりも遅れ、運用開始が来週にずれ込む見通しだ。

 県によると、入院中の感染者は97人、入院に向けて調整中の感染者が7人おり、合計で104人。病床全体の7割が埋まる計算で、今後、集団感染が再発する事態になれば、残る3割の病床で十分なのかという懸念がある。

 県は引き続き一般病床の確保を進める。また、軽症や無症状の感染者をホテルなどへ移し、病院の収容力に余裕を持たせる考え。今月中にホテルなど300室を確保する予定で、県は近く具体的な施設を公表する。

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