医療会社社長の告発見送り インサイダー疑い、監視委

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 証券取引等監視委員会が、金融商品取引法違反(インサイダー取引)の疑いで強制調査していた医療機器販売会社「T&Cメディカルサイエンス」(東京)の男性社長(56)について、刑事告発を見送る方針を固めたことが、市場関係者への取材で分かった。

 ジャスダックに上場していたT&C社は平成29年1月24日、業績が低迷し営業利益が5期連続で赤字となったため、基準により上場廃止となる見込みだと公表した。

 関係者によると、監視委は、男性が公表前に保有するT&C株の一部を売却し、多額の損失を免れた疑いがあるとして、関係先を昨年春以降に強制調査。しかし、「重要事実」を公表前に知り、株などを売買することを構成要件とするインサイダー取引を立証するのは困難と判断した。

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