外交関係樹立130周年を迎え、現在ブラジルを公式ご訪問中の秋篠宮家次女・佳子さま。初のブラジル訪問であり、昨年ギリシャに続く4回目の海外公式ご訪問となる。現地時間の6月5日から15日まで、首都ブラジリアなど8都市を巡り、ルーラ大統領への表敬訪問や各地で日本にゆかりがある人々との交流が予定される中、特に注目を集めているのが佳子さまのファッションだ。
サンパウロでの交流と注目の装い
ブラジル訪問3日目となる現地時間6月7日、佳子さまはサンパウロの日系人向け老人福祉施設や日本語教育に取り組む私立学校を訪問された。日本語や日本の歴史を学ぶ日系ブラジル人らから、ブラジルの伝統的なお菓子で歓迎を受けられ、佳子さまは4種類のお菓子を召し上がりながら「とてもおいしいです」と笑顔で感想を述べられた。この日の佳子さまの装いは、白い花と鮮やかな緑の葉がプリントされた光沢のある総柄のワンピース。暗色のボウタイとウエストマークがアクセントとなり、繊細な花の色が際立つ上品な一着だった。
ブラジル訪問中の佳子さま、話題となった花柄ワンピース姿
SNSでの絶賛と「佳子さま売れ」
この華やかで上品な花柄ワンピースについて、X(旧Twitter)上では「素敵!」「さすが佳子さま」「お似合い」「センス抜群」「スタイルが良い」といった絶賛の声が多数寄せられ、その着こなしやデザインが高く評価された。「イラストのように、腰のあたりから裾にかけて花模様がすら〜っと。ほんと、センスも素晴らしい!」「華やかだけど派手にならず」「着こなしが難しい総柄ですが、佳子さまはスタイルがよろしいのでよく映えますね!また売り切れてしまいますね」といった具体的な感想も見られた。
ブランド担当者も驚く再販決定
着用されていたのは、高級感がありながらも手が届きやすい価格帯で人気のブランド「Viaggio Blu(ビアッジョブルー)」の「カメリアプリントワンピース」(税込59400円)だった。昨年の秋冬コレクションとして発売され、同ブランドのオンラインショップでは既に『完売』となっていたという。
Viaggio Bluを手がけるジャヴァコーポレーションの担当者は、佳子さまの着用をニュースで知り、その反響の大きさに驚いたという。「オリジナルプリントなので、弊社のワンピースだと思います。京都の画家さんが描いてくれたオリジナルのカメリアプリントです。昨年の秋冬物ですでに完売していましたが、今朝から購入希望のお問い合わせが殺到したため、急遽再販という形で進めているところです。」と明かした上で、「お客さまが全部調べてブランド名もネットで公表してくれるので、それが広がって大変な反響をいただいています。まさに『佳子さま売れ』ですね。」と語った。再販は、全く同じ内容で仕上げる予定で、早ければ8月末頃に秋冬物として販売できる見込みだという。
続く注目と影響力
佳子さまが公務などで身につけられたアイテムは、これまでにも度々「佳子さま売れ」現象を巻き起こし、社会的な注目を集めてきた。今回のブラジル訪問でも、17日の帰国まで佳子さまの公務ファッションに引き続き大きな注目が集まりそうだ。
今回のブラジル訪問で披露された花柄ワンピースは、その上品なデザインと佳子さまの洗練された着こなしにより大きな話題となり、瞬く間に完売という現象を引き起こした。これは、皇族方のファッションが持つ影響力の大きさを改めて示す事例と言えるだろう。