28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに下落し、前日比32ドル23セント安の2万4101ドル55セントで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は122・43ポイント安の8607・73。SP500種株価指数は15・09ポイント安の2863・39だった。
米IT大手の四半期決算発表の本格化を控えて、新型コロナウイルスの感染拡大が業績に及ぼす影響が警戒され、売り注文が優勢となった。
電子機器のアップル、ソフトウエアのマイクロソフトが安い。化学・事務用品の3M(スリーエム)は決算内容が好感されて上昇した。(共同)