「アビガン」80カ国近くから要請 茂木外相「ものすごく関心高い」

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新型インフルエンザ治療薬「アビガン」(富士フイルム富山化学提供)

新型インフルエンザ治療薬「アビガン」(富士フイルム富山化学提供)

 茂木敏充外相は30日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症の治療薬として効果が期待される国産の新型インフルエンザ薬「アビガン」について、80カ国近くから提供要請を受けていることを明らかにした。政府は希望する国々に無償提供を行っており、30日時点で39カ国への供与を調整済みとした。

 茂木氏は「各国の外相と電話会談やテレビ会談を行っているが、率直に言ってアビガンへの関心はものすごく高い」と述べた。また、治療薬の開発に関し、「官民の取り組み強化、国際協力を進めており、わが国の姿勢や成果についてもしっかり対外発信していきたい」と強調した。

 自民党の宇都隆史氏の質問に答えた。

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