千原せいじ氏、日本仏教協会顧問を辞任:物議醸した言動が背景か

お笑いタレントの千原せいじ氏(55)が、一般社団法人日本仏教協会の顧問を辞任したことが明らかになりました。同協会が22日に公式サイトを更新し、正式に発表しました。昨年5月に突然の僧侶転身を公表し、その後に協会の顧問に就任していた千原氏の動向は、世間の注目を集めていました。

僧侶から顧問就任、そして辞任へ

千原せいじ氏は昨年5月、「天台宗 千原靖賢和尚となりました」と自身のインスタグラムで得度式を終え、僧侶になったことを報告し大きな話題となりました。同年11月には、日本仏教協会の顧問に就任したことも発表され、その異色の経歴が注目を集めていました。しかし、日本仏教協会は公式サイトで「令和7年5月13日、千原せいじ氏より、顧問辞任の意向があり、令和7年6月25日千原氏の顧問弁護士からも書面にて辞任届の書類も頂き、当会顧問を辞任となりましたことをここにご報告させていただきます」と、辞任の経緯を説明しました。

物議を醸した千原せいじ氏、日本仏教協会の顧問辞任の報道物議を醸した千原せいじ氏、日本仏教協会の顧問辞任の報道

物議を醸したYouTube対談の詳細

今回の辞任発表の背景には、千原氏が自身のYouTubeチャンネルで行った対談が大きく影響していると見られています。特に、埼玉県戸田市議会議員で“ジョーカー議員”を名乗る河合悠祐氏との対談が物議を醸しました。川口市のクルド人問題を巡る議論の中で、千原氏が河合氏に対し「お前、いじめられっ子やったやろ?お前いじめられっ子オーラいかついぞ。なぁ?お前いじめられっ子出身やな?あははは!いじめられっ子やな、お前」と挑発する発言をしたことで、批判の声が上がっていました。この言動は、公の立場にある人物の発言として適切かどうかが問われ、社会的な議論を巻き起こしました。

まとめ

千原せいじ氏が日本仏教協会の顧問を辞任したことは、僧侶転身後の活動や最近のYouTubeでの発言が注目される中で、大きなニュースとなりました。特に河合悠祐氏との対談での物議を醸す発言が、今回の辞任に繋がった可能性が指摘されています。今後の千原氏の活動や、この一件が社会に与える影響について、引き続き動向が注目されます。

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