水戸で切りつけ、6人が負傷 殺人未遂容疑で男逮捕、無差別襲撃か


【地図】現場はマンションなどが立ち並ぶ市街地 JR水戸駅から北西へ約700m

 署は、いずれも自称の水戸市南町2丁目、塩原弘和容疑者(48)を被害者6人のうち重傷とみられる男性(70)に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。「人を刃物で切りつけた」と供述しているという。

 署は、容疑者のものとみられる刃物4本を押収。被害者とは面識がないとみられ、容疑者が無差別に襲った可能性もあるとみて調べている。

 現場はJR水戸駅から北西へ約700メートル離れたホテルやマンションなどが立ち並ぶ市街地で、複数台のパトカーや救急車が集まり騒然となった。腕から血を流す男性が担架で運ばれたり、シャツを赤く染めた女性が救急隊員から治療を受けたりする姿が見られた。

 事件を目撃した女性によると、塩原容疑者はリュックを背負っており、両手に持った刃物のようなものを振り回して手当たり次第に切りつけているように見えたという。

 事件発生は帰宅時間と重なり、多くの人が足を止めて不安げに捜査の様子を見守った。近くの洋品店に勤める女性は、「突然サイレンが聞こえてパトカーが集まった。マンションも多く、習い事帰りの子どもの迎えの時間でもあるので心配です」と話していた。

朝日新聞社



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