ヤマハ発動機は1日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、顔全体を覆うフェースシールドと呼ばれる医療用防護マスクの生産を決めたと発表した。18日から千セットを本社のある静岡県磐田市の医師会などを通じて医療機関に無償提供する。
防護マスクは3Dプリンターを使い、医師と看護師向けの2種類をつくる。除菌効果のある「次亜塩素酸水」も最大1日500リットル製造する計画で、ヤマハ発動機は「医療機関から追加の要望があれば可能な限り対応したい」としている。
防護マスクはトヨタ自動車やホンダ、日立製作所などが生産を決めている。