東証、一時300円超下落 コロナ警戒、2万円割れ

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 1日午前の東京株式市場は、新型コロナウイルス感染症の流行長期化を警戒する売り注文が先行し、日経平均株価(225種)は反落した。下げ幅は一時300円を超え、前日に回復した節目の2万円を割り込んだ。

 午前9時15分現在は前日終値比318円62銭安の1万9875円07銭。東証株価指数(TOPIX)は14・22ポイント安の1449・81。

 雇用情勢の悪化や個人消費の減少を示す米経済統計が重荷となり、4月30日の米ダウ工業株30種平均が下落した。投資家の慎重姿勢が東京市場にもおよび、朝方から幅広い業種の銘柄が売られた。

 政府の緊急事態宣言は5月6日の期限から延長される方向になっており、国内経済の冷え込みへの不安が広がった。

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