東京都、宣言延長で補正編成へ オンライン学習支援など検討





緊急事態宣言の延長について報道陣の取材に応じる東京都の小池百合子知事=4日午後8時15分、都庁

 東京都が新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が延長されるのに伴い、補正予算の編成を進めていることが4日、関係者への取材で分かった。学校休校の長期化を踏まえ、児童・生徒のオンライン学習の環境整備に向けた支援事業などを盛り込むことを検討しているという。

 小池百合子知事は報道陣の取材に対して、宣言の延長について「致し方ない。もうひと頑張りしないといけない」と述べた上で、休業要請に関し「さまざまな工夫をし、事業の継続性を考えながら新型コロナとの闘いを皆さんと進めたい」と語った。休業要請や休校などに関する対応を5日に発表する方針。

 関係者によると、オンライン学習支援では学習用のパソコンがない児童・生徒向けに端末を貸し出し、通信料も支援する案が浮上。休業などで収入減少の世帯を対象に資金の貸し付けも検討されている。



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