陰性乗員19人が帰国 長崎の伊クルーズ船

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停泊中のイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」=3日午後、長崎市

停泊中のイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」=3日午後、長崎市

 長崎市に停泊中で外国籍乗員の新型コロナウイルス感染が拡大したイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」から、陰性の乗員19人が6日、新たに下船した。いずれも旅客機で帰国。長崎県が明らかにしたが、国籍は非公表としている。

 県によると、船では4月20日以降、乗員149人の感染を確認した。同日時点の乗員は日本人2人を含む623人。陰性者の帰国が5月3日から始まり、5日までに181人が下船した。内訳はインドネシア人44人、フィリピン人125人、国籍非公表12人。

 残る乗員約420人が船内の個室で待機し、5人が市内の感染症指定医療機関に入院している。

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