大阪モデル「見える化」ライトアップ始まる 4日連続達成





黄色にライトアップされた、岸和田城、太陽の塔、通天閣(写真左から)=いずれも11日夜 
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 大阪府が新型コロナウイルス対策で実施している休業要請の解除基準「大阪モデル」の達成状況を示すライトアップが11日、通天閣(大阪市浪速区)など府内3カ所で始まり、目標達成を表す「黄色」に照らされた。14日まで黄色が続けば、段階的な解除を実施する「緑色」に変わる。

 ライトアップは、府民に達成状況を分かりやすく「見える化」するのが狙い。通天閣のほか、太陽の塔(吹田市)と岸和田城(岸和田市)でも実施された。

 大阪モデルの3指標は(1)感染経路不明者数(直近1週間の平均値)(2)陽性率(同)(3)重症者用の病床使用率。11日は、(1)3・57人(2)2・2%(3)26・6%で、いずれも下回り、4日連続の達成となった。府内で新たに感染が確認されたのは1人だった。

 吉村洋文知事は11日、「ライトアップは、いろいろな場所でやりたい。民間施設も協力してもらいたい」と呼びかけた。当初、大阪城天守閣(大阪市中央区)の点灯も検討されたが、月600万円の経費がかかることから、所有する大阪市は断念した。



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