キッコーマンが最高益 コロナで自宅調理の需要増





キッコーマンは令和2年3月期連結決算で過去最高の最終利益を記録した

 キッコーマンが12日発表した令和2年3月期連結決算は、最終利益が前期比2・3%増の265億円で過去最高になった。海外事業が好調だったことに加え、国内で新型コロナウイルス対策の外出自粛が進み、自宅で調理して食べる「内食」の需要が増えて具材調味料や豆乳飲料が好調だったことが寄与した。売上高は3・3%増の4686億円だった。

 国内では2月下旬から3月にかけて在宅勤務や休校などにより、家庭で食事をする機会が増加。このため自宅で手軽に調理できる商品として、具材調味料「うちのごはん」などの売り上げが伸びたという。

 3年3月期の連結業績予想は、新型コロナで不確定要素が多いことから現段階では未定とした。



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