埼玉県警は14日、関東や東北など10都県の住宅で盗みを繰り返したとして、窃盗などの疑いで、同県川口市幸町、韓国籍の無職、金相培容疑者(36)を追送検した。起訴分を含め計204件、総額1億5千万円相当の被害を裏付け、捜査を終えたとしている。
追送検容疑は平成29年1月~昨年年11月、埼玉県や千葉県などの住宅に侵入し、現金約6千万円と約9千万円相当の貴金属などを盗んだ疑い。
県警が昨年11月に窃盗容疑で逮捕。調べに「日本では家で現金を保管している人が多く、あちこちでやった」と供述したため、裏付けを進めていた。県警によると、29年1月以降、窃盗目的で4回入国したとみられる。