【名画プレイバック】「サウンド・オブ・ミュージック」心に響く名曲の数々

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サウンド・オブ・ミュージック製作50周年記念版 DVD<2枚組>発売中¥3,990+税、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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 外出を自粛し、自宅にこもる日々が続くと、なぜか鬱々と気がめいってくる。そんなとき、ミュージカル映画の金字塔と呼ばれる作品を見て、改めて音楽の持つパワーを思い知らされた。人の心を癒やし、時には鼓舞してくれる。

 劇中歌の「ドレミの歌」「エーデルワイス」は、誰もがおなじみの曲。そして主人公のマリア(ジュリー・アンドリュース)が、雷を怖がる子供たちに歌って聞かせる「私のお気に入り」は、JR東海の観光キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」のCMで使われている。少し哀愁漂う、あのメロディーだ。

 舞台は、1930年代のオーストリアのザルツブルク。トラップ大佐は退役軍人で貴族。数年前に妻を亡くし、残された7人の子供たちを軍隊式に厳しい規律の中で育てていた。

 一方で、子供たちのいたずらは度を越し、家庭教師が次々と去っていく。そんな中、修道院から新任家庭教師としてやってきたマリアは歌を通じ、子供たちやトラップ大佐の心を開いていく。

 実話に基づく作品で、マリアの自叙伝を脚色して製作。アカデミー賞で作品賞、監督賞など5部門を獲得した。DVD2枚組み(20世紀フォックス ホーム エンターテイメント、3990円+税)のほか配信も。(水沼啓子)

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