自民党の石破茂元幹事長は15日付のブログで、検察官の定年を延長する検察庁法改正案に関し、ツイッター上で抗議の投稿が記録的な数に達していることについて「国民の意見が具体的な数字で体現されたものと考えるべきだ。『国民主権で選ばれた政府が人事を掌握するのは当然』と断言するのは危険。(戦前のドイツで)最も民主的とされたワイマール憲法によってナチス政権が誕生したことを忘れてはならない」と投稿した。
改正案を批判する芸能人らに「勉強しているのか」という意見が寄せられているとして、防衛庁長官として携わったイラク特措法の議論を振り返り「ファンだった女優さんや俳優さんに反対意見を述べられてつらい思いをしたこともあったが、それでその人を否定したこともない」とも書き込んだ。