自宅に放火して同居する妻子を殺害しようとしたとして、大阪府警平野署は16日、現住建造物等放火と殺人未遂の疑いで、大阪市平野区瓜破西の無職、大島弘隆容疑者(49)を逮捕したと発表した。同署によると、「殺す気はなかった」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は15日午前5時5~45分ごろ、自宅マンション室内に、家の外側から火のついた物を投げ入れて放火し、玄関約15平方メートルを焼損。就寝中の妻(33)と、息子(6)を殺害しようとしたとしている。2人にけがはなかった。
同署によると、一家は3人暮らし。大島容疑者が、夫婦げんか後に家を閉め出されたことに立腹したとみて、詳しい経緯を調べる。