今年50歳を迎えたタレント・つるの剛士さんは、2男3女の父親であり、20年以上にわたる結婚生活を送るおしどり夫婦としても知られています。テレビ番組での活躍だけでなく、私生活における理想的な家族像も度々話題となる彼。自身の著書『つるのの恩返し』では、長きにわたる夫婦円満の秘訣が具体的に明かされており、多くの夫婦が抱える関係性の悩みに通じるヒントが詰まっています。今回は、その核心にある「干渉しない」というユニークな哲学と、小さなロマンについて深掘りします。
パートナーのスマホは「チェックしない」が鉄則?
つるの夫妻が語る夫婦円満の土台は、「お互いに過度な干渉をしない」という姿勢にあります。つるのさんは、パートナーの行動や交友関係を知るためにスマートフォンのチェックをするという話を聞くと、「信じられない」と語気を強めます。むしろ「妻には秘密を作ってほしい」とまで言うほど、相手の自立とプライベートな空間を尊重しているのです。
例えば、妻が「昔の同級生と食事に行くから、この日は家のことお願いできる?」と言った場合、つるのさんは密かに喜びを感じるとか。時には「元彼に再会して、ちょっといい雰囲気になったりしないかな」と想像して一人でドキドキする、と茶目っ気たっぷりに明かしています。これは単なる奇行ではなく、相手を信頼し、自分自身の遊び心も大切にする、つるの流の結婚生活のヒントと言えるでしょう。
幸せそうな笑顔を見せるつるの剛士さんと妻、そして子供たち。仲睦まじい家族の様子から夫婦円満の秘訣が垣間見える一枚。
「同じシャンプーを使わない」夫婦の小さなこだわり
夫婦間で特別なルールはないと話すつるのさんですが、彼の中で昔から一つだけ守っている「ささやかなこだわり」があります。それは「同じシャンプーを使わない」ことです。
「男にとって女性の香りって特別なんじゃないかと思います」と語る彼にとって、夫婦で同じ香りになってしまうのは、なんだかロマンがないと感じるそうです。いつまでも恋人同士のような新鮮な関係でいたいという願望が、このユニークなこだわりを支えています。日々の生活の中で、こうした小さな非日常やロマンを大切にすることが、長続きする夫婦関係の秘訣なのかもしれません。
つるの剛士さんと妻が同じビジョンを共有する、理想の家族像を示す仲良し家族写真。絆の深さが伝わる一枚。
著者プロフィール:つるの剛士
1975年生まれ、福岡県出身、神奈川県藤沢市在住。1997年「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役でブレイク。2008年にはバラエティ番組「クイズヘキサゴン」でユニット“羞恥心”を結成し、国民的な人気を博しました。私生活では2男3女の父親であり、芸能界で初めて男性育児休業を取得し、ベストファーザー賞を受賞しています。2022年には短期大学を卒業し、幼稚園教諭二種免許、保育士資格を取得。2025年には大学のこども心理学部を卒業し、認定心理士資格のための単位を全て取得予定であり、現在は非常勤の幼稚園教諭としても活躍しています。
本人公式Instagram: @takeshi__tsuruno
本人公式X: @takeshi_tsuruno
まとめ
つるの剛士さんの夫婦円満の秘訣は、お互いを尊重し、適度な距離感を保つこと、そして日々の小さなロマンを忘れないことに集約されます。過度な干渉を避け、個々の自由を尊重しながらも、愛情と信頼で結ばれた「つるの家」のスタイルは、現代の夫婦関係に新たな視点を提供していると言えるでしょう。次回は、つるの夫妻が「絶対に言わない」ようにしていることや、奥様への感謝についてさらに深く掘り下げていきます。