東北新幹線から部品落下か 線路上捜索で一部徐行続く

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 JR東日本は17日、仙台駅に16日深夜に到着した東北新幹線下りやまびこの車両下部に設置されていた「スライドカバー」と呼ばれる約5キロの部品1枚がなくなったと発表した。走行中に落下したとみられ、原因を調べるとともに捜索を続けている。

 乗客にけが人はなかった。東北新幹線は17日、線路上を捜索するため一部徐行運転を強いられており、ダイヤに最大20分程度の遅れが出ている。

 JR東によると、スライドカバーは繊維強化プラスチック製(幅71・5センチ、奥行き50センチ)で、車両下に設置のタンクから汚物を抜き取る際に開閉する部品。17日未明に、車両センターで運行後の点検をしていた社員が1号車下の部品がなくなっているのを見つけた。15日に点検した際には異常はなかったという。

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