三井住友FG、3年で従業員6千人減へ 小型店拡充





「三井住友銀行」のロゴ

 三井住友フィナンシャルグループは19日、令和2年~4年度の3年間で銀行店舗の構成を見直すと発表した。全国に約400ある拠点数は維持しつつ、4分の3に当たる300カ所を個人の資産運用相談に特化した小型店にすることで運営コストを減らす。4年度末には従業員数が9万7千人と現状より6千人程度少なくなるとの見通しも示した。

 人員体制のスリム化に関しては希望退職は募らず、グループ会社の業務集約などによる業務量の削減で対応する。

 インターネット取引の充実などで来店者が急減しており、法人から個人までの全サービスを扱う大型店は現在の約400カ所から、3年で100カ所程度に縮小させる。店舗改革では250億円の経費削減を見込む。



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