近所の飼い猫など数匹を捕まえて自宅から離れた郊外に捨てたとして、秋田県警が動物愛護法違反の疑いで、秋田市の警察署に勤務する40代男性警察官を書類送検していたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。警察官は「自宅敷地で猫がしたふん尿に長年悩まされていた。虐待したり殺したりはしていない」と話しているという。
書類送検容疑は今年2~3月、秋田市内の住宅街にある自宅に設置した動物捕獲用のおりで猫数匹を捕まえ、郊外に捨てた疑い。捜査関係者によると、警察官は首輪を着けていない猫を野良猫と判断して捨てたと説明しているが、飼い猫も含まれていた。警察官宅の周辺では複数匹が不明となっている。