9月7日に最終回を迎える、嵐の松本潤主演日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)が、最終回直前、出演俳優の清水尋也容疑者逮捕という予期せぬ事態に見舞われ、波紋を広げています。ファンからは、松本潤にとって特別な意味を持つこのドラマへの影響を懸念する声が多数上がっています。
清水尋也容疑者、大麻所持で逮捕 TBSは最終回の再編集を発表
スポーツ紙記者によると、清水尋也容疑者は9月3日早朝、自宅で同棲中の20代女性とともに大麻を所持していた疑いで逮捕され、2人とも容疑を認めていると報じられています。この事態を受け、TBSは4日、公式ホームページで当初の予定通り最終回を放送するものの、一部再編集を行い、清水容疑者の出演シーンをカットすると発表しました。
嵐ファンから悲痛な声「松潤の大事なドラマなのに」「最後のドラマ」
この出演者逮捕の報は、SNS、特にX(旧Twitter)上で嵐ファンから大きな憤慨と悲痛の声を引き起こしています。
「松潤の大事なドラマなのに、、嵐の大事な時なのに、、何してくれてんねん」
「嵐として最後のドラマなのに許せない」
「潤のひっさしぶりの日曜劇場なのに、、嵐として最後なの、素敵な最後にして欲しかったのになんで、、、」
といったコメントが多数見受けられます。松本潤が日曜劇場の主演を務めるのは2018年の『99.9-刑事専門弁護士-SEASON II』以来、約7年ぶり。今回のドラマは、長らく待望されただけでなく、ファンにとって特別な意味を持っていたのです。
「19番目のカルテ」で主演を務める嵐の松本潤。共演者の清水尋也容疑者逮捕でドラマに波紋。
「嵐の松本潤」として最後?DVD発売や再放送への懸念
芸能記者によれば、嵐は2026年春のツアーをもってグループ活動を終了することを発表しており、年明けにはラストライブの準備も控えています。そのため、今回の『19番目のカルテ』は、「嵐の松本潤」として最後の日曜劇場になるだろうと見る向きが多かったといいます。清水容疑者の逮捕により、作品のDVD発売や再放送に支障をきたす可能性が浮上し、ファンはさらに不安を募らせています。
松本潤への“裏切り”か、清水容疑者の過去の敬意と不祥事
清水尋也容疑者は、2022年に松本潤主演のドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)にも出演しており、今回が2度目の共演でした。モデルプレスのインタビュー(2023年8月10日)では、「その頭の回転の速さと視野の広さは羨ましいなと思いますし『さすがだな』『すごいな』と頭が上がらない思いで日々勉強させていただいています」と語るなど、座長である松本潤に対し深い敬意を抱いていたとされています。しかし、今回の不祥事は、松本潤はもちろん、作品に関わる多くの出演者やスタッフに多大な迷惑をかける形となり、その過去の言葉とは裏腹に、一部では“裏切り”と映る事態となっています。
今作でさまざまな患者に優しく寄り添う総合診療医を演じた松本潤ですが、不測の事態に見舞われたドラマは、一体どのようなラストを迎えるのでしょうか。
参考文献:
- Yahoo!ニュース: https://news.yahoo.co.jp/articles/9cb5c73acb05e4ee8c41f4f0dcb26bcd67561a78
- SmartFLASH: https://smart-flash.jp/entame/364327/image/0/
- モデルプレス: インタビュー記事 (※具体的な日付は記事内にありましたが、URLが未提示のため一般的な言及)