総務省消防庁は20日、ミサイル発射や災害情報を国から自治体に伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)の一斉伝達試験を実施した。令和2年度は1回目。新型コロナウイルスへの対応で繁忙なことなどを理由に、埼玉県内と東京都内の自治体は不参加。
Jアラートは、人工衛星や地上回線を通じて国が緊急情報を自治体に配信。自治体は、Jアラートシステムに接続した防災行政無線や登録制メールで情報を住民に伝える。消防庁は機器の配線不良などトラブルの有無を集約し、後日公表する。
2年度は10月7日と来年2月17日にも実施する予定。