仙台市議会、政務活動費など減額で1億円捻出 新型コロナの財源確保

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郡和子市長に政務活動費の削減などを申し入れる市議会の鈴木勇治議長(奥)=20日、仙台市役所(塔野岡剛撮影)

郡和子市長に政務活動費の削減などを申し入れる市議会の鈴木勇治議長(奥)=20日、仙台市役所(塔野岡剛撮影)

 仙台市議会は20日、各会派代表者会議を開き、新型コロナウイルス対策の財源確保のため、政務活動費などを減額して約1億円を捻出し、郡和子市長に今年度一般会計予算からの減額を申し入れた。

 この日の各派代表者会議では、政務活動費約8600万円、視察する際の委員会調査旅費約1500万円を減額することで合意。また、平成23年の東日本大震災時と同程度の議員報酬削減も決めた。月額で議長が10万円、副議長が7万円、議員1人当たり3万円を今年7月から来年3月までの9カ月間にわたり、それぞれ削減する。

 市議会の鈴木勇治議長は「経済対策は命の問題。スピード感を持って取り組んでほしい」と市に求めた。

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