フォード生産、一時停止 再開直後に感染者判明


 米自動車大手フォード・モーターが約2カ月ぶりとなる生産を18日に再開した直後、工場従業員の新型コロナウイルスへの感染が分かり、一時停止を余儀なくされた。感染症の終息が見えない中で安定的な操業を続けることの難しさが浮き彫りになった。米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版が20日報じた。

 米シカゴの拠点で、生産再開に合わせて従業員の検査をしたところ、19日になって部品の組立工場の従業員に陽性反応が出たことが判明した。近くにある主力の組立工場も含めて洗浄や消毒を行い、20日午前に再開した。ミシガン州の別の拠点も感染者が出て20日に生産が一時停止したという。(共同)



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