サムスンの株価が暴落した件についてだが、ファーウェイ追加制裁による米中対立が背景にあるのは言うまでもない。
米国は韓国に米国側につくように求めているが、サムスンとしては中国西安の工場については維持するつもりだとういう。
米中板挟み状態で身動きが取れないとなれば株も売られるしかない。
中国の西安工場を維持する限りはそうなる。
先端技術分野では米国との関係を深めるとのことだが、トランプ政権はそれでは満足しないだろう。
西安工場がある限りファーウェイへの半導体供給が止まらない恐れがある。
もし米国に従わなかった場合は・・・
株価を見ればいい。
サムスン株は昨日1日だけで-2.4%暴落した。
この1カ月は50,000ウォンを超える度に売られるような価格推移をしていたが、来週からは再び売り一色になる恐れがある。
サムスンに限らずKOSPIは個人だけが買い機関と外国人が売りまくっている状況だ。
今この状況で韓国株を買い支える”謎の個人”とやらの正体が気になるところだ。
【5月22日(金)の韓国の株価暴落】
・サムスン:-2.40%暴落
・現代自動車:-2.78%暴落
・LG電子:-1.57%急落
・SKハイニックス:-2.52%暴落
・ポスコ:-2.82%暴落
・現代重工:-2.80%暴落
・大宇造船海洋:-2.58%暴落
・大韓航空:-2.49%暴落
・アシアナ航空:-1.54%急落
・斗山重工業:-4.01%大暴落
・ハンファケミカル:-3.33%暴落
・サムスン重工:-3.95%大暴落
・サムスン物産:-1.69%急落
・LGディスプレー:-4.21%大暴落
※日本時間15:30時点
米国が対中強硬政策として一段と踏み込んだファーウェイ制裁案を出してきたが、それで最も打撃を受けるのはサムスンやSKハイニックスなどの韓国勢
なぜならその2社は中国に工場を持ち、米国の技術を使った半導体をファーウェイに供給しているからだ。
今後は商務省の許可を得る必要があるという。
今までは米国で製造した半導体のみが対象だったが、今後は米国外であっても対象になるってわけ。
同様に台湾のTSMCやインテルなども打撃を受けるとされている。
米国の法律は絶対だ。
逆らえば今度はサムスンやSKハイニックスが制裁されるだろう。
米国は半導体に関する基準をすべて占拠しているから、こういうことが可能になるわけ。
営業利益が52.9%激減し半分になり、売り上げまでもが5.8%減少してしまった。
10-12月期については営業利益の下落幅は34.2%と少し小さくなったものの、依然として向かい風が吹いていることに変わりはない。
証券会社の予想は上回ったためか株価には影響がなかったようだ。
ディスプレイ部門はLCD事業の損失が膨らみ、モバイル事業部門では中価格帯の販売が不振だったそうだ。
だがサムスンは今やスマホでは食ってない。
半導体が回復しなければどうにもならないわけだ。
CPUのコアを自主開発するのに失敗
計画そのものを中止して、アメリカの開発人材300人を解雇する事になってしまったとか。
競合に負けた事もあるがフッ化水素が入ってこなくなった事が1番の理由かもしれない。
米国の研究センターであっても韓国企業向けの場合輸出許可が必要とかだったら面白い展開になる。
CPUコアの開発にフッ化水素が必要ないはずがないから、高純度フッ化水素がなければ開発そのものが成立しないことになる。
仮に開発しても量産化はできないだろう。
トランプ大統領、またサムスンに言及…「関税ないのが問題…アップル助ける」
トランプの対中関税をサムスンは早くから想定していたのか、不思議と対米輸出分は中国ではなくベトナムやインドで生産することにしていた。
だがそれでは米国企業のアップル自身が打撃を被ることになりサムスンとの競争力を確保できない。
誰でも分かる話だ。
最も可能性が高いのはアップルに対してのみ関税を免除することだ。
その次に想定しているのは米国以外のライバル企業に対して輸出の敷居を高めることでアップルを支援するというもの。
組み立て地が米国でなくても関税を逃れられるというのがトランプの対中関税最大の抜け穴だとは思う。
本来の関税の目的からするとかけ離れた結果になってしまう。
米国での雇用も増やさず投資もせずではトランプの機嫌はよくならないだろう。
よって米国への輸出全体に敷居を設ける可能性は十分にありうると思う。
サムスン崩壊の日がやってきたようだ。
半導体の世界シェアで1位の座をインテルに明け渡すことになったらしい。
日本の輸出管理が重なったせいだと言わんばかりの悔しい雰囲気で韓国マスコミのJTBCが記事を書いている。
SKハイニックスも同様に台湾に抜かされて4位に転落したそうだ。
韓国半導体産業の終焉が近づいていると言っていい。
韓国企業がシェア1位を取るなんてのを米国が許すはずがないよね。
米国の同盟国でなくなるならなおさらだ。
この記事は韓国マスコミのJTBCだが、例によってまだ日本語圏では報道されていない。
サムスン副会長はすでにホワイト国からブラック国に転落した後のシナリオを想定しているようだ。
規制対象がフッ化水素などの3品目にとどまらないことを確信したんだろう。
テレビやスマホにも非常計画を拡大するようだ。
となればゴールドマンサックスの予測どおり経常黒字も予定の半分になる。
1つ1つはそこまで重大な打撃とはならないが、一度に全部止まるとなれば非常計画程度では乗り切るのは難しいだろう。
中国は足元を見て一定価格での長期契約を要求しているようだ。
フッ化水素の純度についても不明なままでww
ロシアのフッ化水素を使うにしても、生産ラインが日本のフッ化水素に最適化されてるはずなので、使えるかどうか確かめるのに数カ月はかかる。
台湾製や中国製でも同じだ。
ありとあらゆる面で中国製の素材に依存する羽目になり、無理な長期契約と不当な高値の割に低い歩留まりとなり競争力はみるみるうちに落ちていく。
さらには次世代半導体の生産競争にも負けて米インテルやTSMC、マイクロンに東芝といったライバルに次々とシェアを奪われていくわけだ。
サムスン“トップ” 輸出規制で銀行などと協議へ
サムスンの取引先のメガバンクは、みずほ銀行しかいない。
具体的には信用状の発行が止まると言われている。
メガトン級の報復措置だね。
想定よりもかなりペースが速い。
サムスンは、みずほ銀行の信用状でアメリカと取引している。
今信用状の発行が止まれば、下半期の業績は絶望的だ。
倒産まで行くだろうね。
はっきり言うと。
事態が事態だけに実際に信用状が止まったとしてもまともに報道されるかは分からないが、ドル決済が不可能になるというのは事実上の倒産宣告に等しいと思う。
こうして噂になっている時点でサムスンへの影響は計り知れない。
信用状の発行停止というのは送金の制限とは比較にならないくらい重大な制裁項目だから。
サムスンのことだから限界まで追い詰めて資金繰りをしてるだろうし、ひょっとすると今月中にもおかしなことになるかもね。
サムスンが日本国外からの”迂回輸入”を検討
フォトレジストに関しては早くも難しそうだということが分かってしまったという。
米国や欧州に工場を持つ東京応化工業の場合では日本政府の許可が結局必要になるからだ。
日本本社の支店という形で現地工場を保有してればまず不可能だろう。
フッ化水素の場合も同様だと分かった。
安全保障上の理由というのが分からないから迂回輸入なんていう訳の分からない単語が出てくる。
日本政府がそのような抜け穴を用意しておくと思うか?
フォトレジストは早くも海外工場からの輸入は不可能だという結論が出たようだがな。
諦めの悪いサムスン副会長は日本に居残ってフッ化水素の入手経路を探る
ステラケミファは現在の日本政府の最終承認を得てこそ台湾などの地域からで韓国にエッチングガスを輸出することができるという立場だと知らされた。
日本経済産業省がエッチングガスをはじめ、戦略物資の輸出許可権を握っているため、これを考慮した措置に見られる。
韓国に残されたわずかな希望が1つ、また1つと断たれていくのを我々はリアルタイムで目にしている。
現実は残酷だ。
韓国のサムスンとSKハイニックスが今月末にも半導体工場を停止させるしかないとの懸念を韓国政府に伝えた。
フッ化水素の在庫は1カ月分あるはずだが、横流しが想像以上に多かったためかそれよりも足りない見込みだという。
来月から本格的な韓国経済パニックが始まるだろう。
サムスンにフッ化水素を納入しているフッ化水素業者が、サムスンに回すのをやめて北朝鮮やイランに流しているのかもしれない。
7月2日発注分が入ってこなくなったのが誤算
在庫が想像以上に少ないのも、発注分を在庫とカウントしていたのが、7月4日以降入ってこなくなったからじゃないかと言われている。
7月4日以降に申請した分がアウトだと思っていたんだろう。
だから7月3日までに急いで購買担当を日本や台湾に向かわせて最終発注をかけた。
ところが実際には7月2日に出した輸出申請も経産省の本庁に送ることになって、事実上の禁輸措置と言える90日審査に引っ掛かることになったわけだ。
逆算して6月26日までに申請した分でなければ入手できない。
日本、昨年もエッチングガスの輸出を3日間停止
日本政府が、エッチングガス(高純度フッ化水素)の韓国輸出を昨年11月にも3日間停止していたことが確認された。
日本政府は当時、エッチングガスを経済制裁の武器にできるかどうか試してみたのだろう。
韓国政府はそれに気付かなかったのではないかと指摘の声が上がっている。
フッ化水素は強酸性で保存が難しい。
ガラス容器も溶かしてしまうし、保存できる容器があったとしても高純度を保つのは難しい。
その純度も、桁違いの高純度が必要になるそう。
12Nという水準でないと、高機能の半導体は生産できない。
韓国にあるフッ化水素の備蓄は、もう99.95%くらいまで下がってきてるとも言われている。
そこまで純度が下がってしまうと、ただの普及品扱い。
せいぜい数週間くらいじゃないか?
半導体生産で歩留まりを維持できる水準になるのは。
サムスンの4月~6月の業績が発表された。
営業利益が約6000億円で前年同期比56%暴落。
半導体部門に関しては、前年同期比で70%近く暴落。
前期比なんて季節的要因もあるわけだしあまり当てにならない。
少しでもいい数字を見つけようと躍起になってるのが手に取るように分かる。
DRAMやNANDの価格が、それぞれ前年同期比で5割近く下がりフラッシュメモリーについては、赤字転落の可能性も。
半期も当面この傾向が続くとなると、通年での営業利益が半分になるという話も現実味を帯びてくる。
ましてやフッ化水素の在庫は1カ月、半導体の在庫を入れても4カ月が限度。
フッ化水素1カ月分なら来月初旬にはストップだろう。
ちょうど8月15日当たりに尽きるんじゃないかと思っている。
韓国の敗戦記念日になるかもね。