27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸して始まり、前日からの上げ幅は一時350ドルを超えた。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞した経済活動の再開が世界的に広がっていることが好感され、買いが先行した。
午前10時現在は前日比219・37ドル高の2万5214・48ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は22・45ポイント安の9317・77。
新型コロナのワクチン開発をめぐる動きが活発化していることも、景気の先行きに対する楽観ムードにつながった。ただ香港情勢を巡る米中対立激化への懸念から上値では売りも出た。(共同)