衆院憲法審査会が28日午前、始まった。憲法改正手続きを定めた国民投票法をテーマに自由討議を行う。新型コロナウイルス対応や野党の慎重姿勢もあって審査会の開催は今国会初めて。国会提出から2年近く経過した同法改正案や国民投票時の政党CM規制の在り方に関し、与野党が見解を示す。
冒頭、与党筆頭幹事の新藤義孝氏(自民党)や野党筆頭幹事の山花郁夫氏(立憲民主党)ら各会派の代表者が意見を述べる。
改正案は共通投票所設置など投票の利便性を公選法にそろえる内容。自民、公明両党などが平成30年6月に国会提出し、翌月に提案理由説明を行ったが、質疑は一度も実施されていない。