立憲民主党の逢坂誠二政調会長は29日、衆参両院で統一会派をつくる国民民主、社民両党との合流を早期に進める必要があると訴えた。会派の政策責任者会合で「会派でなく、早く次の段階の大きな固まりになるべきだ」と述べた。会合後、合流の意義について「政策面の足並みをそろえるところが一番大きな原動力だ」と記者団に語った。
会派を構成する3党は現在、政府側からのヒアリングや議員立法作りを合同で行う一方、法案への賛否などは個別に決定している。逢坂氏は「ほぼ同じ歩調で進んでいるのに、各党で別々に政策の意思決定が本当に必要なのか」と指摘した。