来年の「山の日」8月8日に 五輪特措法を閣議決定

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閣議に臨む安倍晋三首相ほか閣僚たち=29日午前、首相官邸(春名中撮影)

閣議に臨む安倍晋三首相ほか閣僚たち=29日午前、首相官邸(春名中撮影)

 政府は29日の閣議で、東京五輪の混雑回避や警備の円滑化のため、来年に限り「山の日」を8月11日から8日に移動させる五輪特別措置法改正案を決定した。当初案は長崎原爆の日と重なる8月9日としていたが、自民党会合で「平和への祈りをささげる日を祝日にするのか」と異論が出たため修正した。今国会での成立を目指す。

 来年8月8日は東京五輪閉会式が予定されている。日曜のため、9日が振り替え休日になる。来年10月11日の「スポーツの日」を五輪開会式の予定日に当たる7月23日とする。7月19日の「海の日」を開会式前日の22日に移す。

 来年3月末に期限を迎える政府の東京五輪・パラリンピック推進本部(本部長・安倍晋三首相)の設置期限の1年延長も定めた。

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