米抗議デモ、欧州にも広がる 「息ができない」掲げて連帯





1日、パリの米大使館前で行われたデモ。「息ができない」と書かれた紙が掲げられた(ロイター)

 【パリ=三井美奈】米ミネソタ州で黒人男性が白人警官による暴行で死亡した事件をめぐり、欧州各地でも人種差別に抗議するデモが広がっている。

 パリでは1日、米国大使館前で、数百人が黒シャツ姿でデモを実施。被害者の黒人男性が警官に膝で首を押しつけられて「息ができない」と訴えていたことから、連帯の意味を込めて「息ができない」と書いた紙を掲げてひざまずいた。新型コロナウイルス対策で参加者はマスクを着用。混乱はなかった。抗議デモは5月31日以降、ベルリンやロンドン、アムステルダムなど各地で行われている。



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