公明党の北側一雄中央幹事会長は4日の記者会見で、主要野党の反対で今週の衆院憲法審の開催が見送りとなったことについて「先週の審査会で(発言を求めて)手を挙げた人がだいぶ残っている。場合によっては(定例日の)木曜日といわず、ぜひ近々開かせていただきたい」と語った。
憲法改正手続きを定めた国民投票法改正案の今国会での成立が困難になっている状況については「中身そのものに与野党で異論はない。淡々と処理すべきだ」と指摘。その上で「改正案が成立しなければ憲法改正の発議ができないということではない。大事なことは着実に憲法論議を審査会で前に進めていくことだ」との考えを示した。