「後頭部から13センチの角が生える」…3年間「悪魔の角」に苦しんだ男性=ロシア


【写真】頭の後ろに13センチの角が生えたロシア人男性と手術後に除去した角

8日、英紙ミラーによると、この男性の後頭部から3年前から角が伸び始め、男性は角のせいで睡眠はもちろん、日常生活に支障をきたすほど激しい痛みを経験してきた。

​この角は「角化腫(corneal keratoma)」と呼ばれる病変だ。これは皮膚の角化細胞(keratinocyte)が過度に増殖し、硬く固まる過程で発生するもので、まるで動物の角のように外に突出した形をしている。一般的な皮膚腫瘍とは異なり、角化腫は角の形で育つのが特徴であり、まれに数センチ以上伸びる場合も報告されるが、13センチに達する大きさは極めて異例的だ。

​手術を執刀したルジル・クルマツリン博士は「腫瘍は完全に取り除かれ、根の部位まで掻いた後、血管内焼灼術で再発の可能性を遮断した」と明らかにした。

​「被殻」とも呼ばれるこの皮膚疾患は、皮膚の最も外層である表皮の過度な成長で角状の突起が生じる病気だ。身体のどこでも発病する可能性があるが、主に紫外線の露出が激しい顔、手、腕などに発生すると知られている。特に、伸びる速度が非常に速く、長さもそれぞれだ。

​正確な原因は明らかになっていないが、脂漏性角化症、ウイルス性イボなどが影響を与えるという。扁平上皮がんなど皮膚がんの合併症としてもよく発生する。被殻を防ぐ明確な方法がないだけに、普段紫外線の露出を減らし、肌に見たことのない突起が生じれば検査を受けた方が良い。



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