大阪市の松井一郎市長が4日、統合型リゾート施設(IR)の全面開業時期の遅れに言及したことを受け、米MGMリゾーツ・インターナショナルと共同で大阪IRの事業者公募に応募しているオリックスは同日、「決められたスケジュールに従って、これまでと変わらず(参入に向けた)検討を進めていく」とのコメントを発表した。
オリックスの井上亮社長は5月22日の決算説明会で、新型コロナウイルスの影響でMGMの米施設が閉鎖されている事実などを踏まえ、「IRがオリックスにとって良い投資になるのか、再検討している」などと、大阪IRの参入に慎重ともとれる発言を行っていた。