【ソウルからヨボセヨ】対照的なコロナ事情

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ソウル市内でマスクを着用して警戒に当たる警察官ら=4日(AP)

ソウル市内でマスクを着用して警戒に当たる警察官ら=4日(AP)

 韓国で新型コロナウイルス感染は沈静化したものの、このところ毎日、2桁の新規感染者が出るなど、まだまだ安心はできない情勢だ。しかも自宅隔離中に外出を繰り返した在韓日本人が逮捕されたり、韓国人が懲役4月の実刑判決を受けたりするなど、当局の厳しい対応が目を引く。筆者もマスクを忘れてバスに乗ろうとしたら乗車拒否されたし、高速鉄道(KTX)の列車内でマスクをはずしてコーヒーを飲んでいたら車掌に見とがめられた。タクシーもマスク無しだと乗せてくれない。地下鉄では今も乗客の100%がマスクをしている。

 検査キットの輸出増など韓国の防疫体制が世界中で高く評価されているとして「世界をリードする韓国」などという“コロナ自慢”は依然、続いている。ただ、珍しく(?)日本のコロナ対応を参考にした事例もあり、在韓日本人の話題になっている。

 日本でコロナ予防の注意事項として強調されてきた密閉、密集、密接の「3密」という言葉が、韓国メディアでも使われはじめたことだ。韓国語では「サムミル」だがこれは防疫用語として日本のヒット作である。一方、韓国では“距離置き”の標語で「体は遠く心は近く」がヒット作だと思うがこちらは実に人間味がある。機能的と人間味という日韓対照的なところが面白い。(黒田勝弘)

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