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【ニューヨーク=上塚真由】米東部ニューヨーク州北西部のエリー郡の検察当局は6日、同郡バファロー市で4日にデモ参加者の白人男性(75)に暴行を加えた容疑で、2人の警官を訴追したと明らかにした。警官2人は6日、同市の裁判所に出廷し、無罪を主張した。
事件は、中西部ミネソタ州の黒人男性死亡事件をめぐる抗議デモの最中に発生。人権活動家の男性が警察隊に接近したところ、警官2人に突き飛ばされて転倒。男性は右耳から血を流し意識を失い入院した。
警察は当初「男性がつまずき、転倒した」と説明したが、地元ラジオ局の記者が撮影した動画で、男性が突き飛ばされる瞬間や、その後、転倒した男性を気遣うことなく警察隊が通り過ぎる様子が確認され、警察の不当な暴力の一例として批判が殺到していた。
クオモ知事は6日、「動画を確認したところ、(警官に)刑事責任があると思う」と指摘し、迅速に訴追した地元の対応を評価。同州でも、容疑者の首を圧迫する行為の禁止などを盛り込んだ警察改革を進めていくとした。
一方、米メディアによると、消防士や警官ら100人以上が6日、バファロー市の裁判所前に集まり、訴追された警官2人に拍手を送り、刑事処分に抗議の意を示したという。
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