突風はダウンバーストか 6日に群馬・埼玉で発生


 前橋地方気象台と熊谷地方気象台は8日、群馬県伊勢崎市と埼玉県深谷市で6日に発生した突風は、積乱雲から強い下降気流が吹き下ろす「ダウンバースト」か、積乱雲から吹き下ろした冷気が地上付近の暖かい空気と接することで生じる「ガストフロント」の可能性が高いとする現地調査の結果を発表した。

 両気象台によると、突風は6日午後4時20分ごろ起こり、人が住んでいない小屋などが壊れた。突風の強さを示す改良藤田スケールでは6段階で下から2番目の「JEF1」で、風速約40メートルと推定されるという。

 突風が起きた際、活発な積乱雲が付近を通行中だった。竜巻を示唆する情報はなかった。



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