2次補正予算案、麻生財務相の財政演説全文

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 麻生太郎財務相が8日に行った財政演説の全文は次の通り。

▽新型コロナウイルス感染症の現状と令和2年度第2次補正予算案の基本的な考え方

 新型コロナウイルス感染症は、内外経済に甚大な影響をもたらしております。今後とも、感染拡大防止の取り組みを進めつつ、社会経済の活動レベルを引き上げていくことになりますが、完全な日常を取り戻すまでには時間を要することが想定されます。

 こうした中、引き続き、困難な状況にある国民・事業者の方々をしっかりと支え、雇用と事業と生活を守り抜くとともに、次なる流行のおそれに万全の備えを固めていかなければなりません。このような考えに基づき、令和2年度第1次補正予算を強化するため、財政支出約73兆円、事業規模約117兆円の令和2年度第2次補正予算を編成いたしました。

 主な対応策として、第一に、雇用調整助成金の拡充などと家賃支援給付金の創設により、人件費と家賃という固定費への支援を抜本的に強化します。第二に、実質無利子・無担保融資などの大幅拡充に加え、資本性資金の供給などを行い、企業などの資金繰り対応に万全を期します。第三に、地方自治体向けに、医療・介護などの交付金と臨時交付金を追加することにより、その取り組みを国として全力で支援します。第四に、今後の長期戦を見据え、状況の変化に応じた臨機応変な対応ができるよう、新型コロナウイルス感染症対策予備費を、さらに積み増し、今後の対応に万全を期すこととします。

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