群馬県、災害時の避難所分散化 業界団体と協定締結へ

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群馬県庁=前橋市(柳原一哉撮影)

群馬県庁=前橋市(柳原一哉撮影)

 群馬県は10日、災害発生時に被災者が集まる避難所で「3密」(密閉・密集・密接)が生じ、新型コロナウイルスの集団感染が起きかねないとして、避難所の分散化に乗り出す方針を明らかにした。業界団体の協力を得て、宿泊施設などを避難所として活用できるようにし、感染リスクを減らしながら被災者支援を行う。

 感染の収束が見通せない中、豪雨や台風のシーズンが近づいており、災害の発生で多数の被災者が密集すれば新たなクラスター(感染者集団)が発生しかねない。厚生労働省は各自治体に、複合災害の防止の観点から避難所の分散化を検討するよう要請していた。

 県によると、避難所は現在、学校や集会所など約1600カ所ある。今後は分散化のため、ホテルや旅館、ゴルフ場の施設を活用する。近く、使用料なども含めて業界団体と協定を取り交わす。まずは高齢者や障害者らが優先的に使用できるようにするという。

 このほか、学校の体育館が避難所に指定されている場合は他の教室も使ったり、親戚や知人の家への避難も呼びかけたりして、できるだけ密集状態が生じないようにしていく。

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