任天堂の人気ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を譲るとツイッターにうそを書き込み、男性から現金3万3千円をだまし取ったとして、警視庁荻窪署が詐欺容疑で住所不定、無職、中田和也容疑者(36)を逮捕していたことが10日、同署への取材で分かった。
中田容疑者は「チケット詐欺をしていたが、新型コロナウイルスの影響でコンサートが中止になり、ゲーム機詐欺に切り替えた」と容疑を認めている。感染拡大で外出自粛が広がり、自宅で過ごすためのゲーム機の需要が急増。ニンテンドースイッチも品薄状態になっていた。
逮捕容疑は5月13~14日、ツイッターに「家電量販店でニンテンドースイッチを購入する権利が複数当選したので定価で譲る」とうそを書き込み、東京都内の20代男性から代金として3万3千円をだまし取ったとしている。