新幹線車いす席拡大へ 国交省、基準作り着手

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 国土交通省の有識者検討会は10日、新幹線の車いす用スペース拡大に向けた検討を始めた。現状では車いすが通路にはみ出すなどの問題があり、快適に乗車できる新たなバリアフリー基準を本年度中に作る。

 新たな基準は(1)車窓に面している(2)乗客、車内販売ワゴンの通行の妨げにならない(3)大型の車いすでも利用できる-ことを要件に、必要なスペースの広さなどを具体化させる。

 新幹線内で車いすから一般座席に移る人がいたり、同伴者がいたりする場合もあるため、車いすスペースの近くに確保する専用座席の数なども検討する。

 車両の構造上、スペースの確保に制約があるミニ新幹線(山形、秋田)や、短い編成の列車は、別の基準を議論する。

 検討会は専門家のほか、障害者団体、鉄道事業者などで構成。実際の車両を使った実験も予定している。

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