【シネマプレビュー】「ドクター・ドリトル」


 「アイアンマン」シリーズで独自の英雄像を築き上げたロバート・ダウニー・ジュニアが、日本でも知られる児童文学の主人公を演じる楽しい冒険物語。

 動物と話せる医師のドリトルは、女王の治療のため動物たちとともに伝説の島を目指す航海に出る。

 明るく楽しい一方、実はドリトルを筆頭に動物たちやアントニオ・バンデラス演じる海賊王でさえ心に傷を抱えて生きている。他者を助けることこそ自分を救済する道なのだと教える。感染防止のため、映画館はまだ並んで座れないが、家族で見たい。

 19日から東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪ステーションシティシネマなど全国で公開。1時間41分。(健)

★★★★

 (★5傑作 4見応え十分 3楽しめる 2惜しい 1がっかり ☆は半分)



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