新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた事業者を支援する「Go To キャンペーン」の観光事業について、赤羽一嘉国土交通相は12日、遅くとも8月までには始めたいとの意向を示した。同日の記者会見で「観光業にとって大事な夏休みの時期に実行できるようにしたい」と述べた。
キャンペーンは令和2年度第1次補正予算に関連経費を計上。当初は7月の開始を目指していたが、巨額の事務委託費が問題となり、経済産業省が行っていた委託先の一括公募をいったん中止した。
赤羽氏は同日の衆院国交委員会で「若干寄り道をしている」と手続きに遅れが出ているとの認識を示しつつも「できる限り当初の予定に合わせられるようにしたい」と強調した。