服部克久さん追悼番組 「ミュージックフェア」で親子三代映像





多くの音楽関係者から愛された服部克久さん(フジテレビ提供)

 今月11日に末期腎不全のため83歳で亡くなった作・編曲家の服部克久さん(享年83)を偲ぶ番組が、20日の「ミュージックフェア」(土曜後6・0、フジテレビ)で「追悼 服部克久特集」として放送される。

 日本の音楽シーンには欠かせない人物として知られていた服部さんは、番組開始当初よりチーフアレンジャー、音楽監修として尽力。故人を懐かしむトークとともに、これまで出演してきた本人はもちろん、希代の作曲家として知られる偉大な父、服部良一さんや息子で同じく音楽家として活躍している服部隆之さんら家族との貴重な映像なども紹介する。

 冒頭では、まず服部さんのピアノとアレンジが際立つ代表曲の一つ「時の過ぎゆくままに」を歌う沢田研二の映像が映し出される。

 服部さんは、クラシックとポップスとの融合を得意としてきたが、ホルストの「Jupiter」とTHE ALFEEの「星空のディスタンス」を合わせた2014年8月9日(服部さんの番組最後の出演)の映像などが登場する。

 また、父の良一さん作曲の「銀座カンカン娘」を服部さんのアレンジで中尾ミエ・岩崎宏美ペアが歌い、同じく名曲「東京ブギウギを」を息子の隆之さんがアレンジし、福山雅治が歌う様子など服部家ならではの共演も見られる。

 番組の最後は、1997年4月13日に放送された服部さん作曲の代表作「自由の大地」を自身のピアノとフルオーケストラの演奏シーンで締めくくる。

(産経デジタル)



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