沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で21日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは69日連続。2012年9月の尖閣諸島国有化以降で、最長の連続日数を更新した。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、尖閣周辺の領海に向かう日本漁船2隻に対し、中国公船が接続水域で近づこうとする動きがあったが、海保の巡視船が間に入り安全を確保したという。
確認された4隻のうち、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。